学習ルート

基本方針

この教材は、全員が全章を同じ順序で読むための教材ではない。前提診断で弱点を特定し、必要な章だけを重点的に読む。

標準ワークフロー

前提診断
  ↓
採点ルーブリック
  ↓
弱点別リカバリールート
  ↓
該当章を読む
  ↓
図表で直観を確認
  ↓
Python examples で小さい入力を動かす
  ↓
章末確認チェック
  ↓
演習
  ↓
統合到達確認テスト
  ↓
ミニプロジェクト
  ↓
本体教科書 readiness checklist

得点別ルート

前提診断の正答率 推奨ルート
85%以上 診断ゲート達成。失点領域を確認し、残りの進行ゲートを判定する
70〜84% Core を確認し、Standard / Extended は失点領域を重点的に読む
50〜69% Core + Standard を一通り通す
50%未満 Core を丁寧に通し、演習を解いてから Standard へ進む

Core ルート

対象:

  • 集合・論理の記号が不安定
  • 証明をどう書けばよいか分からない
  • O記法を感覚でしか理解していない
  • 再帰・擬似コードを追うのが遅い

読む章:

  1. 第1章 集合と論理
  2. 第2章 関数と関係
  3. 第3章 証明技法
  4. 第4章 漸近記法
  5. 第5章 擬似コードと再帰

補助:

  • 図表: 証明・漸近記法・再帰
  • Python: 再帰トレース
  • 演習: Core 演習、証明ドリル、漸近記法ドリル、擬似コード・再帰ドリル

Standard ルート

対象:

  • グラフ・木・探索が弱い
  • 組合せや場合数の見積もりが弱い
  • 基本データ構造の操作と計算量が不安定
  • DFA/NFA、文法、文字列言語の記法に慣れていない

読む章:

  1. 第6章 グラフと木
  2. 第7章 組合せと数え上げ
  3. 第8章 データ構造と基本アルゴリズム
  4. 第9章 形式言語の入口

補助:

  • 図表: BFS、Union-Find、DFA、NFA
  • Python: BFS、Union-Find、DFAシミュレータ
  • 演習: Standard 演習
  • プロジェクト: P2 BFS、P3 Union-Find、P4 DFA

Extended ルート

対象:

  • 情報理論、暗号、線形符号、並行計算へ進む予定がある
  • 確率、剰余計算、線形代数、状態遷移の記法に不安がある

読む章:

  1. 第10章 確率の基礎
  2. 第11章 数論・代数の基礎
  3. 第12章 線形代数の最小限
  4. 第13章 並行性と形式モデルの入口

補助:

  • 図表: 条件付き確率、Hamming距離、状態インターリーブ
  • Python: 確率実験、合同算術、Hamming距離、状態遷移系
  • 演習: Extended 演習
  • プロジェクト: P5 Hamming距離、P6 RSAデモ、P7 確率実験、P8 状態遷移系

ミニプロジェクトの使い方

全プロジェクトを実装する必要はない。本体教科書へ進む前の到達確認として、次の組み合わせを推奨する。

目的 推奨プロジェクト
第1〜3章を固める P1 関係チェッカー
第6〜8章を固める P2 BFS、P3 Union-Find
第9章を固める P4 DFAシミュレータ
第10〜12章を固める P5 Hamming距離、P7 確率実験
第11章を固める P6 合同算術とRSAデモ
第13章を固める P8 状態遷移系と safety 検査

完了条件

本体教科書への進行条件は、本体教科書への進行判定ポリシーを正本とします。前提診断、統合テスト、証明問題、対象章別 readiness の4つの必須ゲートをすべて判定してください。

本教材を完了したと記録する場合は、同ポリシーに従い、Core 演習とミニプロジェクトの完了条件も満たします。

学習支援ページ

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目的 ページ
概念の依存関係と章への対応を確認する 概念依存マップ
章の前後関係を確認する 章間リンクマップ
本体教科書の章から前提を逆引きする 本体教科書からの逆引き
用語を調べる 用語索引
記号を調べる 記号索引
学習進捗を消し込む 学習チェックリスト
章別に理解を確認する 章別レビュー問題
章別レビューの採点要点を確認する 章別レビュー問題 採点観点
共通の採点尺度を確認する 採点フォーム

受講者運用、リリース、監査、品質ゲートなどの保守資料は、書籍サイトの導線から外し、GitHub リポジトリで管理します。