第4章:権限管理(最小権限/申請/監査ログ)

この章で学ぶこと

  • 最小権限(必要最小限)を前提にする
  • 権限は申請/承認/期限で管理する
  • 監査ログと棚卸しで継続的に維持する

成果物(または判断基準)

本文

過剰権限は、誤操作と不正操作の両方のリスクを増やす。権限は必要になったタイミングで申請する運用に寄せる。

最小の仕組み

  • 申請: 理由/期間/範囲
  • 承認: 承認者と根拠
  • 期限: 期限が来たら自動/手動で剥奪
  • 監査: ログで追える
  • 棚卸し: 定期確認(退職/異動含む)

具体例(悪い例→良い例)

悪い例

とりあえず管理者権限を付与
期限も棚卸しも無い

良い例

必要な期間だけ読み取り専用(read-only)権限を申請
監査ログを有効化し、定期棚卸しを実施
期限到来で剥奪する

チェックリスト

  • 最小権限になっている
  • 申請/承認/期限がある
  • 監査ログが取れる
  • 棚卸しがある

まとめ

  • 権限は最小権限を原則とし、申請/承認/期限で管理する
  • 監査ログと定期棚卸しで、過剰権限や残権限を継続的に解消する

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