第2章:読者と目的から逆算する(Who/Why/What)
この章で学ぶこと
- 読者(運用者/開発者/監査/顧客)を特定する
- 目的(理解/実行/判断)を固定する
- Who/Why/What を短文で定義する
この章の成果物(または判断基準)
- 読者×目的の整理(Who/Why/What)
- ドキュメントの成功条件(読者が何をできればよいか)
本文
同じテーマでも、読者が異なれば必要な情報は変わる。読者を定めない文書は情報が散漫になり、有用性が下がりやすい。
Who/Why/What
- Who: 誰が使うか
- Why: 何のために使うか
- What: 何が分かる/できるようになるか
この3点を冒頭に置くと、スコープ逸脱を防ぎやすい。
具体例(悪い例→良い例)
悪い例
対象: みんな
目的: 理解してもらう
(何をどう理解するかが曖昧)
良い例
Who: 運用当番(オンコール)
Why: アラート発生時に初動を再現する
What: 確認順・切り分け・エスカレーション基準が分かる
チェックリスト
- Who/Why/What が明記されている
- 成功条件(読者ができること)がある
- 非スコープが暗黙になっていない
まとめ
- Who/Why/What を冒頭で固定し、読者と目的のブレを抑える
- 成功条件は「読者が何をできるか」で定義する
次章への接続
- 次章: 第3章