Ethereum Learning Bootcamp

この教材は、Ethereum / Solidity / DApp を「手を動かしながら」学ぶための 14 日間ブートキャンプだ。

本書は IT Engineer Knowledge Architecture シリーズの 1 冊として公開することを想定している。
書籍一覧:https://itdojp.github.io/it-engineer-knowledge-architecture/

想定読者

  • 初心者〜初級エンジニア(新卒〜実務経験2年未満)
  • Ethereum / Solidity は初学者を含む

学習成果

  • ブロックチェーン/Ethereumの基本概念(Tx、Gas、PoS、L1/L2)を説明できる
  • Hardhat を使ってコントラクトをテストし、スクリプトで操作できる
  • ERC‑20 / ERC‑721 の基本フロー(transfer/approve/mint/tokenURI)を動かして理解できる
  • L2(Blob前提のコスト構造)や、Verify/CI/The Graph の「つまずきポイント」を避けながら進められる

進め方(最短ルート)

  1. 共通の前提を読む:docs/curriculum/index.md
  2. 通しで作るもの(ミニプロジェクト):docs/curriculum/Project.md
  3. 読み方ガイド:docs/curriculum/Guide.md
  4. 進捗チェック:docs/curriculum/Progress.md
  5. 用語に迷ったら:docs/appendix/glossary.md
  6. 目次どおりに進める:docs/curriculum/TOC.md

Quick Start(ローカル検証)

npm ci
npm test

最小成功判定:

  • npm test が通る
  • ローカル npm test は Hardhat Network 上で動くため、外部 RPC や秘密鍵は不要
  • Day01 から Day03 のリンクを辿って迷わず次に進める

おすすめ開始パターン:

  • まず全体像を掴みたい: 「進め方(最短ルート)」の 1 → 2 → 6
  • まず手を動かしたい: npm test を通してから Day04 へ進む
  • デプロイや Verify で詰まりやすい: Day07 の前に付録の Verify / CI を読む
  • .env の作成と値の投入は、Sepolia / Optimism へ deploy・verify するときに行う
  • deploy / verify 時に使う主な変数:
    • SEPOLIA_RPC_URL / PRIVATE_KEY: Sepolia deploy
    • ETHERSCAN_API_KEY: Sepolia verify
    • OPTIMISM_RPC_URL / PRIVATE_KEY: Optimism deploy
    • OPTIMISTIC_ETHERSCAN_API_KEY: Optimism verify

前提知識

  • 基本的なプログラミング経験(変数/制御構文/関数の概念)
  • JavaScript/TypeScript の基礎と Node.js の開発環境(npm を利用できる)
  • Git/GitHub の基本操作(ブランチ、PR、差分の確認)
  • ターミナル操作とテキストエディタの基本
  • ブロックチェーン/Ethereum の事前知識は必須ではありません(必要な概念は Day01 から導入)

所要時間

  • 通読: 約3〜4.5時間(本文量ベース概算。コードブロック除外、400〜600文字/分換算)
  • ハンズオン込みの所要時間は、環境差・詰まりポイント・復習深度により大きく変動します(本教材は 14 日間カリキュラムを想定)。

読み方ガイド

  • まず「進め方(最短ルート)」の 1〜2 を実施し、共通の前提とミニプロジェクトの全体像を把握します。
  • その後は Day01 から順に進め、各 Day は「読む → 実装 → テスト(npm test)→ ふりかえり」の順で消化します。
  • つまずきやすいテーマ(Verify/CI/The Graph)は、該当 Day の前後で「つまずきポイント(先に読む)」を参照します。
  • 一通り完走した後は、ミニプロジェクトを題材に「再実装(リファクタ/テスト追加/CI整備)」で定着を図ります。

安全に学習するための注意

  • 秘密鍵、RPC API キー、デプロイ先アカウントの資格情報は学習用のものに限定し、メインネットや実資産を扱う鍵は使わない。
  • .env.env.local の内容はコミットしない。スクリーンショット、ログ、共有資料にも秘密情報を残さない。
  • Gas、手数料、ネットワーク仕様、Etherscan/Blockscout 等の周辺サービス仕様は変化しやすい。実運用に転用する前に公式情報を確認する。
  • Day07 以降の deploy / verify / CI は課金や公開チェーンへの書き込みを伴い得る。まずはローカル検証とテストネットで手順を確認する。

関連書籍

ライセンス

本書は CC BY-NC-SA 4.0 で公開されています。商用利用は別途契約が必要です。

利用と更新情報

目次

つまずきポイント(先に読む)

更新履歴