Ethereum Learning Bootcamp
この教材は、Ethereum / Solidity / DApp を「手を動かしながら」学ぶための 14 日間ブートキャンプだ。
本書は IT Engineer Knowledge Architecture シリーズの 1 冊として公開することを想定している。
書籍一覧:https://itdojp.github.io/it-engineer-knowledge-architecture/
想定読者
- 初心者〜初級エンジニア(新卒〜実務経験2年未満)
- Ethereum / Solidity は初学者を含む
学習成果
- ブロックチェーン/Ethereumの基本概念(Tx、Gas、PoS、L1/L2)を説明できる
- Hardhat を使ってコントラクトをテストし、スクリプトで操作できる
- ERC‑20 / ERC‑721 の基本フロー(transfer/approve/mint/tokenURI)を動かして理解できる
- L2(Blob前提のコスト構造)や、Verify/CI/The Graph の「つまずきポイント」を避けながら進められる
Phase 5 現行仕様レビューゲート
確認日: 2026-05-23(Asia/Tokyo)。Ethereum / Solidity / L2 / 開発ツールチェーンは変更頻度が高いため、読者は次のゲートを通してから実運用へ転用する。
- 再現対象: 本リポジトリの
package.json/package-lock.jsonを優先し、Hardhat 2.x、Solidity 0.8.24、OpenZeppelin Contracts 5.0.2 の学習用構成として扱う。 - 現行公式確認: 新規プロジェクトでは Hardhat 3、Solidity 最新リリース、OpenZeppelin Contracts 5.x、Foundry、The Graph、各L2/Explorer/RPCの公式ドキュメントを確認し、教材のコマンドを盲目的に転用しない。
- L2/Blob前提: Dencun / Pectra / Fusaka・PeerDAS / Blob Parameter Only fork により、blob target/max、手数料、データ可用性の前提は変化する。Day08 の数値は実測と公式情報で更新する。
- 安全境界: 秘密鍵、リカバリーフレーズ、RPC/APIキー、署名リクエスト、token approval、ブリッジ操作は学習用アカウントに限定し、Mainnet や実資産を使わない。
- レビュー完了条件: PR では GitHub Copilot review の本文・inline comment・suggestion を全件確認し、必要な修正または不要理由の返信後、未解決 review thread 0 を確認する。
進め方(最短ルート)
- 共通の前提を読む:
docs/curriculum/index.md - 通しで作るもの(ミニプロジェクト):
docs/curriculum/Project.md - 読み方ガイド:
docs/curriculum/Guide.md - 進捗チェック:
docs/curriculum/Progress.md - 用語に迷ったら:
docs/appendix/glossary.md - 目次どおりに進める:
docs/curriculum/TOC.md
Quick Start(ローカル検証)
npm ci
npm test
最小成功判定:
npm testが通る- ローカル
npm testは Hardhat Network 上で動くため、外部 RPC や秘密鍵は不要 - Day01 から Day03 のリンクを辿って迷わず次に進める
おすすめ開始パターン:
- まず全体像を掴みたい: 「進め方(最短ルート)」の 1 → 2 → 6
- まず手を動かしたい:
npm testを通してから Day04 へ進む - デプロイや Verify で詰まりやすい: Day07 の前に付録の Verify / CI を読む
.envの作成と値の投入は、Sepolia / Optimism へ deploy・verify するときに行う- deploy / verify 時に使う主な変数:
SEPOLIA_RPC_URL/PRIVATE_KEY: Sepolia deployETHERSCAN_API_KEY: Sepolia verifyOPTIMISM_RPC_URL/PRIVATE_KEY: Optimism deployOPTIMISTIC_ETHERSCAN_API_KEY: Optimism verify
前提知識
- 基本的なプログラミング経験(変数/制御構文/関数の概念)
- JavaScript/TypeScript の基礎と Node.js の開発環境(npm を利用できる)
- Git/GitHub の基本操作(ブランチ、PR、差分の確認)
- ターミナル操作とテキストエディタの基本
- ブロックチェーン/Ethereum の事前知識は必須ではありません(必要な概念は Day01 から導入)
所要時間
- 通読: 約3〜4.5時間(本文量ベース概算。コードブロック除外、400〜600文字/分換算)
- ハンズオン込みの所要時間は、環境差・詰まりポイント・復習深度により大きく変動します(本教材は 14 日間カリキュラムを想定)。
読み方ガイド
- まず「進め方(最短ルート)」の 1〜2 を実施し、共通の前提とミニプロジェクトの全体像を把握します。
- その後は Day01 から順に進め、各 Day は「読む → 実装 → テスト(npm test)→ ふりかえり」の順で消化します。
- つまずきやすいテーマ(Verify/CI/The Graph)は、該当 Day の前後で「つまずきポイント(先に読む)」を参照します。
- 一通り完走した後は、ミニプロジェクトを題材に「再実装(リファクタ/テスト追加/CI整備)」で定着を図ります。
安全に学習するための注意
- 秘密鍵、RPC API キー、デプロイ先アカウントの資格情報は学習用のものに限定し、メインネットや実資産を扱う鍵は使わない。
.envや.env.localの内容はコミットしない。スクリーンショット、ログ、共有資料にも秘密情報を残さない。- Gas、手数料、ネットワーク仕様、Etherscan/Blockscout 等の周辺サービス仕様は変化しやすい。実運用に転用する前に公式情報を確認する。
- Day07 以降の deploy / verify / CI は課金や公開チェーンへの書き込みを伴い得る。まずはローカル検証とテストネットで手順を確認する。
関連書籍
- AI開発のためのGitHubワークフロー実践ガイド - Day07 の GitHub Actions / approval gate を、PR 運用や CI 設計まで広げて整理したい場合に接続しやすい。
ライセンス
本書は CC BY-NC-SA 4.0 で公開されています。商用利用は別途契約が必要です。
利用と更新情報
- 公開ページ: https://itdojp.github.io/ethereum-learning-bootcamp/
- リポジトリ: https://github.com/itdojp/ethereum-learning-bootcamp
- カリキュラム、依存パッケージ、チェーン周辺仕様の差分確認は、リポジトリのコミット履歴・PR・
CHANGELOG.mdを起点に行う。 - 教材内のコマンドは学習用の最小構成である。本番向けには秘密情報管理、承認フロー、監査ログ、権限制御を追加で設計すること。
目次
- まずは Day1 から:
docs/curriculum/Day01_Ethereum_Intro.md - 通しで作るもの(ミニプロジェクト):
docs/curriculum/Project.md - 全体の目次:
docs/curriculum/TOC.md
つまずきポイント(先に読む)
- Verify:
docs/appendix/verify.md - GitHub Actions / CI:
docs/appendix/ci-github-actions.md - The Graph:
docs/appendix/the-graph.md
更新履歴
- 現行バージョン:v2026.05
- 更新履歴:
docs/CHANGELOG.md