交渉ログ(サンプル):NEG-2024-06-10-001

本ページは、付録「交渉ログフォーマット」の記入例です。内容はサンプルであり、実案件では事実と根拠に基づいて記録してください。

メタデータ

  • ログID: NEG-2024-06-10-001
  • 記録者: (サンプル)IT部門 プロジェクト担当
  • 作成日時: 2024-06-10 18:30
  • 交渉種別: 予算承認(クラウド移行)
  • 参加者: CTO、CFO、COO、IT部門

交渉サマリー

項目 詳細
日時 2024年6月10日 16:00-17:00
議題 クラウド移行(全システム一括)予算承認
こちらの要求 3,000万円(初年度)
結果 却下(予算超過、ROI不明確、リスク懸念)

事実(タイムライン)

  • 16:00 目的説明(老朽化対応、運用効率化)
  • 16:10 提案内容(全システム一括移行、期間6ヶ月)
  • 16:25 CFOより質疑(ROI、失敗時の影響、代替案)
  • 16:45 リスク対応の説明(抽象度が高く、具体策が不足)
  • 16:55 CFOから「段階的でないと承認できない」旨のコメント
  • 17:00 却下、再提案を依頼され終了

解釈(仮説)

  • CFOの懸念は「総額」よりも、失敗時の上振れリスク検証不足に集中していた
  • CTOは技術的必要性には賛同していたが、CFOのリスク認識を覆せなかった

失敗要因(分析)

  1. スコープが大きすぎた: 一括移行で、リスク上限が説明できなかった
  2. ROIの根拠が弱かった: 現状コスト/障害損失の一次情報が不足していた
  3. リスク軽減策が不十分だった: ロールバック、段階移行、監査設計が曖昧だった

学習(次回へのアクション)

  • Phase1 を定義し、小さく始めて成功を実証する提案に再設計する
  • ROIは「計算式」だけでなく、入力(根拠資料)感度分析をセットで提示する
  • リスクレジスターを用意し、最悪ケースの影響と対策(ロールバック含む)を事前に合意する